原田和彦先生の古文書講座も回を重ねて5回目
今回が最終回となりました。
今回は新たな史料をご提示いただき
これまでとは違った角度から
善光寺地震の状況や人々の行動を知ることができました。
村役人が状況を把握し、藩に報告し、幕府にあがっていく過程において、
村と藩のやり取りが、現代の行政と変わらない構造であることや、
村役人が今でいう支所の役割をし、村の状況をしっかりまとめていたことなどが、
古文書からわかることを教えていただきました。
「大地震一件」という、各村から寄せられた報告をそのまま綴じこんだ資料も残っており、
丁寧に読んでいくことで、各村の被害状況の違いが明らかになっていくのだそうです。
そのデータをエクセルシートにまとめた資料をお見せいただきました。
江戸時代の各村のデータがこれほど事細かに残っていることへの驚きと、
その莫大な史料をこれほど丁寧に読み込み、分析を重ねている原田先生の偉大さを
深く感じました。
今回が最終回だったので、受講生の皆様から感想をいただきました。
いくつか紹介します。
「先生の楽しいお話を交えながら、難しい古文書も分かりやすく学ぶことができました」
「地震の話も発見が多く勉強になりました。先生のお話は面白かったです」
「古文書を見るのは初めてでした。当時の人は内容を簡潔にまとめて報告していたことに感心しました」
「様々な面から観ることができて、楽しい講座でした」
古文書に触れることもでき、歴史の新発見もできる、楽しい講座になりました。
原田先生ありがとうございました。
原田先生はお忙しい中、たくさんの研究をされ、たくさんの方と情報交換をされ、
常に見識を高めていらっしゃることが分かりました。
そんなお忙しい原田先生ですが、来年度も同様に講座を開講してくださることになりました。
皆さん是非、来年度もご参加くださいね。
公民館としてもさらなる工夫をして、より分かりやすく、より実りある講座にしたいと思います。
お楽しみに!
館長 小松 保裕