10月12日(水)午前10時00分~12時00分、講師は若槻郷土史研究会
顧問の松橋 好文先生によるやさしい古文書講座を行いました。
「古文書でたどる信州ゆかりの人物」シリーズ全5回で開講しました古文書講座
も最終回を迎え、5回目は武田信玄と上杉謙信について学びました。
かつてNHK大河ドラマ『天と地と』の放映もあり、釧路市で市河氏の子孫が所
蔵していた文書が発見され、その『市河家文書』は、武田氏家臣の伝説的軍師「山
本勘助」の実在性を裏付ける可能性のある書状が含まれていることで注目されてい
ることを教えていただきました。1976年には釧路市文化財に指定されたことも
学びました。
古文書はその時代の出来事や定説あるいは仮説であったことが、立証されたり覆
されたりすることもあり、当時の事実関係を知る上でとても重要なものであること
を教えていただきました。
8年間古文書講座の講師をお務めいただいた松橋先生ですが、40回目の節目を
堺とし、ご勇退されることとなりました。長い間ありがとうございました。
来年度は新しい先生のもと古文書講座を開講する予定です。
(若槻公民館 原)
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