10月9日(水)午前9時30分〜11時30分、講師は長野市立博物館の
原田 和彦先生による5回目の今年度最終回のやさしい古文書講座を行いまし
た。
今回は、『家臣の昇進 喜怒哀楽』というテーマで行いました。
古文書の教材を始めに15分間各自で読み解きをし、その後先生の解説を受
けました。
郡奉行(こおりぶぎょう)とは、江戸時代、各藩に置かれて地方の行政に当
たった役職で、農民の管理や徴税・訴訟などを扱ったことを教えていただきま
した。
公事方(くじかた)とは、江戸時代、勘定奉行およびその属僚のうち、司法
・警察を分掌したものであることを学びました。
また、具足餅(ぐそくもち)とは、正月に鎧(よろい)や兜(かぶと)を飾
って、その前に供えた鏡餅で正月11日にこれを食べて祝ったことも教えてい
ただきました。
受講生のアンケートでは、『大変面白く参加させていただきました。分かり
やすいお話でした』『先生の話は面白く興味を持たせてくれ助かりました』等
の感想がありました。
受講生の皆さんは毎回熱心に学んでいました。
(若槻公民館 原)
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