令和3年度 三登山講座第9回 11月11日(木) 午後13時30分〜15時30
分
講師 西 一夫先生 信州大学 学術研究院教授
〜信州大学出前講座 古典文学の窓 本当は面白く、楽しいんです〜
今回は源氏物語の光源氏が示した末摘花(すえつむはな)との出会いを、ご教授して
頂きました。
ちなみに原文のままでは、全く読み解けませんでした。
末摘花(すえつむはな)は早くに後ろ盾を無くし、皇族でありながらあばら家に住む
など生活も困窮していました。また光源氏もびっくりするほどの不美人で、「やせ
細っていて顔は青白く、鼻は象のように垂れ下がっている」「おとなしく実直な性格
だが堅苦しく世間知らず」などと光源氏の思いは酷評であったものの唯一、一途に光
源氏を待ちつづけた姿が見染められ生涯、光源氏と関り続けた女性です。
原文を解読しながら、末摘花(すえつむはな)の住宅事情や生活習慣などもあわせて
お話しして頂き初めてでも、とてもわかりやすく楽しく学ぶ事ができました。
これを機会に、改めて源氏物語を読んでみたいと思いました。
若槻公民館 徳武
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若
槻公民館 徳武順子
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